2016年12月11日日曜日

我が家の山野草 秋咲きスノードロップ 終盤


秋咲きスノードロップがまだ咲いています。
このところ、花は一日中開きっぱなしで、咲き始めの頃のように夜に閉じたりはしなくなりました。


先月の25日に開花を確認したので、今日で17日目?
花弁の先がほんの少し傷んできたようですが、それにしても随分と長持ちしています。


咲き始めが11月上旬からと早かった去年は、10日程で完全に花が茶色くなってしまったので、やはり寒い時期の開花になると花の寿命が伸びる様です。


最高で何日楽しめるのか知りたい気もしますが、葉も徐々に伸びだしてきました。
葉を元気に育て株を充実させる為にも、 そろそろ花も摘み取ることにしましょう。


2016年12月2日金曜日

我が家の山野草 秋咲きスノードロップ 満開


朝早くにはこのような状態だったのが…。


日差しが強くなるにつれて、花が大きく開きました!


草丈は5~6cm程度。
咲き終わる頃には10cm弱くらいになります。

我が家の山野草 コウライウスユキソウ


ウスユキソウ属の中でも私が特に好きなものの一つ、コウライウスユキソウです。
分布は朝鮮半島の雪岳山とのこと。
冬姿になってきていますが、上に見えている大きなロゼットからは確実に花が咲きそうです。




このように、整った星型の美しい花が咲きます。



これと非常に良く似た、というか同じものに見える植物に、「ミユキソウ」があります。



この画像の右側に写っているのがミユキソウとして購入した花です。


ネット検索で調べてみると、どうもLeontopodium leiolepisという一つの種が、コウライウスユキソウとミユキソウという二通りの和名で呼ばれているようです。

と言うのも、同じく朝鮮半島産のウスユキソウ属にLeontopodium coreanumという別種があるらしく、それの和名もコウライウスユキソウかミユキソウのいずれかであるようで…。


結局、どちらが正しいのかよく分からない状態のようです。


我が家ではとりあえず購入元のラベルのまま別物扱いとして栽培していくことにします。





 かなり小分けにした苗です。このサイズで来春咲くのかは分かりませんので要確認です。

我が家の山野草 チシマウスユキソウ


白い星のような花のウスユキソウの仲間が好きで、いくつか栽培しています。


これはチシマウスユキソウです。
千島列島に分布し、北方領土の色丹島や択捉島にもあるとのこと。
この株は今年購入でまだ花は見ていないのですが、来春にはきれいに咲いてくれるでしょう。


ところで、流通しているチシマウスユキソウには何タイプかあるようで、みんなの趣味の園芸のウスユキソウ属のページでも、チシマウスユキソウについては「現在流通している花が基本種かどうかは定かではない。」とあります。


そもそも、チシマウスユキソウの基本種とはどのようなものなのでしょう?


インターネット上でチシマウスユキソウと検索しても、同じものとは思えないような花がいろいろ出てきたりします。



我が家でも、上の写真の株とは別の所から購入した苗があり、葉の形などがかなり異なります。




誤品なのか同一種内の個体差の範囲なのか、あるいは他種との交雑種なのかは分かりません。



また、栽培条件によって違って見えている可能性もあるようです。

森和男氏の著書『洋種山草辞典』15頁には、「ウスユキソウ属の植物は、栽培すると諸々の条件によって形態が変わることがあり、必ずラベルを付けて管理すること」とあります。



今は枯らしてしまって残っていないのですが、ある山野草店で実生選抜の矮性タイプだというチシマウスユキソウを購入したことがあります。下の画像がそれです。


上2つの画像より毛深くて葉が丸くて小さく、草姿が良いのが分かります。

真偽の程は不明ですが、そのお店の店主曰く、チシマウスユキソウには大きくなるタイプと矮性のタイプがあり、矮性は姿が良い代わりに栽培の難度も上がるとの話でした。


このようにチシマウスユキソウという植物自体がかなり混沌としているというか、何が本物で何が偽物なのかよく分からないような感じがしますね。
草姿や花型にも様々なタイプがある訳なので、自分の好みのものに当たったらラッキーといったところでしょうか。